PC-9821Es/340N |
仕様一覧 |
標準 | 捕獲当時(\2,980) | 現在 | |||
CPU | i486DX2 (50MHz) | ← | AMD Am5x86-P75 (100MHz) | ||
メモリ | 5.6MB | 21.6MB | 37.6MB | ||
HDD | 340MB | なし |
IBM DKLA-24090 (4GB) |
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FDD | 3.5インチ×1 | ← | ← | ||
CD-ROM | なし | − | − | ||
GA | CIRRUS LOGIC GD5428 | ← | ← | ||
PCカード | 空き | ← | C-NET(PC)C | ||
PCカード | 空き | ← | CBSCII | ||
PCカード | 空き | 空き(使用不可) | 空き(Flash Memory) | ||
PCカード | 空き | 空き(使用不可) | 空き | ||
その他 | − | − |
MOS-S640 PM-700C |
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OS | Windows3.1 | なし | Windows95 |
パワーアップ具体例 |
ここには、メーカーの保証外となる改造行為について書かれた箇所が多数あります。ここに書かれた情報を参考にEs他のパワーアップを行う場合は、必ず自己責任において行ってください。万が一、破損、故障、事故等が起こりましても、当サイト管理人は一切責任を負いません。 |
CPUのパワーアップには、ノートパソコンのPC-9821Nd、Ne2用のCPUアクセラレータが使えるようです。保証外ですが。しかも、PC-9821Esのベースクロックが25MHzであるために、ベースクロック33MHzのPC-9821Nd、Ne2用のCPUアクセラレータを使うと、動作クロックは定格の25/33となるので注意が必要です。そのため、PC-9821Esで使ってパワーアップの効果が期待できるものは限られてしまいます。 今回は、アイ・オー・データの「PK-Nd133A」が手に入ったので、これを使ったCPUのパワーアップを紹介します。
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PC-9821Esを捕獲したときには、HDDがない状態でした。そこで、まずはHDD探しから。
一応、PC-9821EsのIDEは、4.3GBのHDDまで認識できるようです。 IBM DBOA-2720 (Travelstar LP) Capacity: 720MB Speed: 4000rpm Interface: PIO mode 3, DMA mode1, DMA mode 2 Seek time: 13/14ms (R/W)
さて、Windows95のインストールですが、PC-9821EsにはCD-ROMドライブが付いていません。Windows95のインストール方法としては、
1. FD版のWindows95を入手する。 2. SCSIカード+CD-ROMドライブを購入する。 3.その他。 1. のFD版のWindows95は、あると聞いたことがあるのですが、果たして入手できるものなのか。できたとしても、FDの抜き差しの手間、時間を考えると、あまり得策ではないようです。 2. は、新規に機器を購入する必要があり、出費をなるべく抑えたい場合には、避けたい方法です。また、ジャンク扱いで入手したPC-9821Esには、当然のことながら「PCカードサポートソフトウェア」が付属していませんので、PCカードのSCSIカードをDOSレベルで認識させることは困難です。(ちなみに、PCカードサポートソフトウェアは、「遺失」したと申し出れば、有料ですが再発行してもらえます。詳しくは、121ware(NEC)へ) そこで、今回は、2.5inch変換アダプタを使ってノート用のHDDをデスクトップのPC-9821に接続し、デスクトップのCD-ROMドライブから2.5inchHDDにWindows95のCD-ROMの内容をコピーし、この2.5inchHDDを再びPC-9821Esに戻してセットアッププログラムを起動する、という方法を採用しました。
さて、これをデスクトップの3.5inchIDEコネクタに接続すればよいのですが・・・私の場合、PC-9821V13/M7はSCSI化されていて、IDEコネクタがあいていたので取り付けには特に注意を必要としなかったのです。しかしながら、通常の場合、2.5inchHDDは、プライマリのスレーブに取り付けることになりますから、別途IDEケーブル(HDDを2つ取り付けるため)が必要ですし、2.5inchHDDにマスターとスレーブのジャンパの設定が必要になるものと思われます。 無事、2.5inchHDDをデスクトップの3.5inchIDEコネクタに接続できましたら、次は、Windows95のCD-ROMの内容のコピーです。Windows95のCD-ROMはちゃんとPC-98対応の製品版を購入してください。Windows95プレインストールのパソコンに付いている付属のWindows95は、いろいろと問題がありますので(ライセンス的にも、技術的にも)。それから、コピー作業を行う前に、HDDのフォーマットと、MS-DOSのシステムの転送を忘れずに。 コピーが終わりましたら、ノート用HDDを組み立てなおし、PC-9821EsのHDD用のスロットに挿入してください。MS-DOSのシステムの転送がちゃんとできていれば、電源を入れるとMS-DOSが起動するはずです。MS-DOSが起動したら、コピーしたWindows95のセットアッププログラムをDOSから実行すれば、Windows95のインストールが始まります それから、この方法でWindows95をインストールする場合は、当然のことながらHDDの容量に十分に注意してください(340MBでは苦しいかも)。 |
『PC-9821EsのIDEは、4.3GBのHDDまで認識できる』 このことを確認したいがため、4GBのHDDを入手! (>_<)/ IBM DKLA-24090 (Travelstar 4GN)
Capacity: 4.09GB Speed: 4200 rpm Interface: PIO Mode4, UDMA mode2 Seek time: 13/14 ms (R/W)
使用した感想ですが・・・まぁ、静かですね。2.5inchだから当たり前なんですが。 スピード自体はあまり変わりませんねぇ。一応、ベンチマークの結果など。 ★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★ 使用機種 PC-9821Es Processor Am5x86/WT/4x [AuthenticAMD family 4 model E step 4] 解像度 640x480 256色(8Bit) Display スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ) Memory 37,384Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 950) Date 2001/ 2/11 16:22 SCSI = CBSCII DuoSCSI Card(16Bit Mode) for PC-98 HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラAB = DKLA-24090 ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive 1481 2490 3803 1009 266 757 17 0 1696 1810 2226 A:10MB (旧)A = DBOA-2720 ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive 1378 2489 3754 1018 280 778 17 0 1260 1430 2310 A:10MBん〜、少し速くなったかな。 |
PC-9821EsでWindows95を動作させるためには、できるだけ多くのメモリがあった方がいいに決まってます。
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さて、PC-9821Esには、PCカードスロット増設パック(PC-9821N-P02)というものが付いていて、本体のスロットとあわせて合計でTypeIIのPCカードならば4枚させることになっています。 しかしながら、このジャンクで手に入れたPC-9821Esは、「PCカードスロット増設パックが増設されていて、そこに空きスロットが2つある」というところまでは認識できるのですが、いざPCカードをPCカードスロット増設パックに差しても、PCカードが挿入されたことを認識することができませんでした(ToT)。 う〜む、別途特別なドライバが必要なのか、やはりジャンク故にPCカードスロット増設パックが不調なのか・・・アキバでPCカードスロット増設パックの中古を入手して確かめてみる必要がありそうです(PC-9821Esの持ち味が生かせていない状況ですのでT.T)。 |
早速、PC-9821Esについている調子の悪いPCカードスロット増設パックと交換したところ、あっさり正常に動作。やはりジャンク故にPCカードスロット増設パックが不調だったようです。現在、デジカメのフラッシュメモリーカード(TDK SFM012W/C)用のカードリーダーとして使用中。 |
PC-9821Esの今のスペック(CPU: AMD Am5x86-P75@100MHz, Memory: 37.6MB, HDD: 4GB)で、WindowsNT系のOSが使えるのかどうか・・・Bドライブが空でしたので、WindowsNT Server 4.0を使ってちょっと試してみました。 で、CD-ROMのないPC-9821Esでは、WindowsNT4.0のインストールに少し工夫が必要です。 1. まず、フォーマットはFAT16でないといけません。WindowsNT4.0はFAT32が使えませんから。 2. ネットワーク経由で別のパソコンに挿入したWindows NT4.0のCD-ROMから、mips、alpha、ppc、i386(以上フォルダ名)『以外』を、PC-9821Esの空きドライブ(今回はBドライブ)にコピーする。 3. MS-DOSモードで再起動する。 4. pc98フォルダ内のwinnt.exeを実行する。 5. すぐに、起動ディスクの作成が始まるので、FD(1.25MBフォーマット)を3枚用意する。 6. 起動ディスク作成後、画面の指示通りにやっていくと、WindowsNT4.0のインストールが始まる。 結論から申し上げますと、動き(軽さ)はWindows95とほとんど変わりません。現在、PC-9821Esはプリンタサーバもどきとして常時、稼働させていますから、その点でWindowsNT4.0の方がいいのかもしれませんが・・・意外な落とし穴が! 実は、WindowsNTではPCカードの抜き差しは、電源を落としてからやらないといけない・・・PC-9821Esはデジカメ用のPCカードリーダーとしても重宝していたので、これは痛い。 さっさと、Windows95に戻しました (大汗 #Windows2000なら、電源を切らなくてもWindows95/98のようにPCカードの抜き差しができるようなので、次回はWindows2000のインストールに挑戦する予定。 |
で、結果ですが・・・ディスプレイ用のドライバがないのかどうか知りませんが、Windows2000のファイルをコピーした後、再起動後にブルースクリーンで止まってしまいます (滝汗 う〜〜ん、ダメみたい(スペック外なので、NECがEs用のドライバを用意していない可能性大)。 |
いまやお飾り状態となっているPC-9821Es・・・
液晶ディスプレイの寿命が来たようです。 本体の延命のため、外部ディスプレイを使うことに。 そのためには、まずMini-Din10ピンをD-sub15ピンに変換する必要あり。 さらに、D-sub15ピンは昔のPC-98シリーズのモニタポートの規格なので最近のモニターポートの規格のミニD-sub(HD)15ピンに変換する必要あり。 接続作業に移ってまもなく、ANA-502をPC-9821Esの外部モニタポートに差し込む際に問題発生。 変換ケーブルのコネクタのプラスチック部分が大きくて、PC-9821Esの外部モニタポートの穴に入りきらない・・・
なんだかんだで
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どうやらBIOSが死んだようです。 |