PC-9821Ra40/M60CZ



仕様一覧

標準

現在
CPUCeleron400MHz
CPUPentiumIII800MHz
チップセット440FX PCIset
チップセット
メモリ32MB
メモリ160MB
HDDFUJITSU MPC3064AT
HDD FUJITSU MAN3184MP
FUJITSU MPC3064AT
FDD3.5インチ×1
FDD
CD-ROM24倍速
CD-ROM
GATrident TGUI9682
GAMillennium G450
PCIスロット空き
PCIスロットMatrox Millennium G450/PCI
PCIスロット空き
PCIスロットIWill SIDE-2935LVD
汎用拡張スロット空き
汎用拡張スロットPC-9801-120
汎用拡張スロット空き
汎用拡張スロット
汎用拡張スロット空き
汎用拡張スロット
OSWindows98
OSWindows2000 Professional



パワーアップ具体例

 注意事項

ここには、メーカーの保証外となる改造行為について書かれた箇所が多数あります。ここに書かれた情報を参考にRa40他のパワーアップを行う場合は、必ず自己責任において行ってください。万が一、破損、故障、事故等が起こりましても、当サイト管理人は一切責任を負いません。


 CPU  HDD  GA  MEMORY

CPU (2000.8.7)

Ra40は、標準でSlot1変換下駄(Slot1→Socket370)を介してPPGA版Celeron400を使用しているので、Celeron533(Mendocinoコア)までであれば、CPUを載せ換えるだけでアップグレードができるようです(自分では試してないので自信&保証なし)。

しかしながら、FC-PGA版Celeron533A(Copprmine-128Kコア)のものは、注意が必要です。それは、「マザーボード上のDC-DC ControllerがCopprmine-128Kコアが要求するVcore 1.5Vを供給できるか否かで、Celeron533A以降のものに載せ換えできるかどうかが決まる」、ということです。

※注)オンボードの「DC-DC Controller」を 「VRM (Voltage Regulator Module)」とよく呼んでいます(私も最近までそうであった)が、モジュール(構成単位)というものは、ある一つのまとまり、いわゆる着脱可能な部品(例えば、RsII26のVRM)を指すことが一般的で、オンボードのチップそのものをVRMというのは、ちょっちおかしいみたいです(2001.6.9追記)。

Ra40にはHIP6004CBとHIP6004ACBの2種類のDC-DC Controllerがあるようで、前者の「CB」が1.3〜3.5Vの電圧を供給でき、後者の「ACB」が1.8〜3.5Vの電圧を供給できるようです。
したがって、Celeron533A以降のものに載せ換えようとする場合、まずはマザーボード上のDC-DC Controllerを確認する必要があります。
DC-DC Controllerは、メモリとCPUソケットとの間、写真中、矢印で指した部分になります。

もし、DC-DC Controllerの型番の最後が「CB」の場合、FC-PGA対応のSlot1変換下駄と所望のCPUを用意すればCeleron533A以降のものに載せ換え可能のようです(これも自分では試してないので自信&保証なし)。PentiumIII(Copprmineコア)の動作報告もあるようですが、Ra40のFSBが66MHzであるため、例えばPentiumIII700MHz(FSB100MHz)に載せ換えても466MHzで動作することになります。(追記:つまり、FSB133MHzのPentiumIIIでは定格の半分での動作となります。間違えてFSB133MHzのPentiumIIIを買わないように^^;)
一方、DC-DC Controllerの型番の最後が「ACB」の場合、Celeron533A以降のアップグレードの選択肢はかなり限定されてしまいます。残念ながら、Ra40のVRは「ACB」である確率が高いようです(私のRa40もそれである)。

さて、DC-DC Controllerが「ACB」の場合、Celeron533A以降のものに載せ換えるための選択肢ですが・・・
1. DC-DC Controllerを載せ換える
2. Vcore 1.8Vで無理矢理使う
3. DC-DC Controller付きのSlot1変換下駄を手に入れる。
4. メルコのHP6-MX566/600を手に入れる。

1. の場合、まずDC-DC Controllerをどこで手に入れるかが問題になりますし、手に入れたとしても、かなり高レベルの半田付けのスキルが要求されます。
2. の場合、CPUがお亡くなりになる可能性があり、やめておいたほうがよいでしょう。
3. の下駄は、今のところ(2000.8.7現在)下駄単独では販売されていないようです。
(追記:2000.11現在、PowerLeapから「PL-iP3」というDC-DC Controller付きSlot1変換下駄が発売されています。これをPC-9821Rシリーズで使用したという報告も当サイトの掲示板にあります。)

ということで、残りはメルコのCPUアクセラレータ、HP6-MX566/600となってしまいます。これは、Ra40も一応、対応機種に含まれていますので、お金がかかりますが安心して使うことができます。
私は、このHP6-MX566を購入して、実際にRa40に取り付けています。
写真を見てわかるように、5V電圧供給のためのコネクタが右上ににあります。

取り付けは、いたって簡単。
説明書の通りにやってください(というか、説明書がなくてもわかると思いますが)。

さて、このHP6-MX566に使われているSlot1変換下駄を使えば、さらに高クロックのCeleronやPentiumIIIに載せ換えできるのでは?、との期待が膨らみます。今後、暇とお金があれば、チャレンジする予定ですので、こうご期待(?)。
(追記:Ra300以降(ACB)+HP6-MX566/600下駄の組み合わせで、PentiumIIIはFC-PGA版850MHz(FSB100MHz)で566MHzの動作報告、Celeronは667MHzまで動作報告が出ています。一方、Celeron700MHz以降は、起動はするものの不安定であるとの報告も2件あり。2000.10.29現在)
(2000.11現在、Ra333(ACB)+「PL-iP3」でCeleron766MHzの動作報告有り。)

※注)2001年の後半からTualatinコアのPentiumIIIおよびCeleronが登場していますが、PowerLeapの「PL-iP3/T」というTualatinコア対応の下駄を使っても、Ra40では動作しないようです。なお、「PL-iP3/T」自体はCopprmineコアに対応してますからCopprmineコアであれば動作するようです。(2002.3.17追記)

余談ですが、メルコのCPUアクセラレータHP6シリーズには、HP6-MX533Aというものがあります。これもRa40に対応していて、使用可能です。ただし、「533A」と書いていながら、使用されているCPUは、Copprmine-128Kコアではなく、「Mendocinoコア」です(私は、この表記は詐欺であると確信しています、というか騙されて買ってしまいましたT.T)ので、注意が必要です。そして、Mendocinoコア(Vcore 2.0V)用の下駄ですので、下駄にはDC-DC Controllerは付いていません。すなわち、Ra40(ACB)+HP6-MX533A下駄の組み合わせでは、Copprmine-128KコアCeleronへのアップグレードは不可です(これは自分で試しました)。

→ メルコ CPUアクセラレータ HP6-MX533A設定表

▲ TOP

CPU (2000.8.12)

さて、中古のPentiumIII850MHz(FC-PGA版、FSB100MHz)を手に入れましたので、早速、HP6-MX566に使われているSlot1変換下駄(以下、HP6-MX566下駄)のCeleron566MHzと交換してみました。

作業:
いたって簡単です。ファンをはずし、Celeron566MHzをはずし、PentiumIII850MHzを取り付け、ファンを取り付け、あとはマザーボードのSlotに差し込むだけ(電源コネクタの接続を忘れずに)。HP6-MX566下駄の左上にあるジャンパはそのままでOKです。Vcore、FSB CLOCKはAuto、CPU TypeはCopprmineになってますので(ようするに全部のジャンパが2-3になっていればよし)。
本体の電源を入れると、いつもの「ピポ」がなり、無事起動。FSBが66MHzのため、566MHzで動作しているのはご愛敬(^^; (ちなみに、HP6-MX566下駄のFSB CLOCKを、HP6-MX533A設定表を参考にして100MHzにしても、動作は566MHzのままです。あたりまえか・・・)

ベンチの結果:
HDBENCHを測定すると、Celeron566MHzと同じ結果になるのは、ちょっと(本音はかなり)寂しいです。3DMark2000やFinalRealityで比較すると差が出るのかもしれませんが・・・3DMark2000およびFinalRealityは、測定の途中でハングしてしまいます。どうも、GA-SV432/PCIのドライバとの相性が悪いようです。したがって、ベンチマークテストはなしです。
では、体感ではどうかというと・・・「言われてみると、なんとなく動作がスムーズになったかなぁ」、というぐらいです。

結論:
PentiumIII850MHz@566MHz化は、自己満足のためだけですね〜

※注)2001年の後半からTualatinコアのPentiumIIIおよびCeleronが登場していますが、PowerLeapの「PL-iP3/T」というTualatinコア対応の下駄を使っても、Ra40では動作しないようです。なお、「PL-iP3/T」自体はCopprmineコアに対応してますからCopprmineコアであれば動作するようです。(2002.3.17追記)

CPU (2000.12.17)

掲示板でも話題になっていたのですが、Celeron766+メルコHP6-MX566下駄ではどうも動作が不安定だとのこと。そこで、PowerLeapの「PL-iP3」というDC-DC Controller付きSlot1変換下駄といっしょに、Celeron766を購入。検証してみました。

Celeron766動作不安定の原因としては、1.下駄説、2.ファンの力不足による熱暴走説、が今のところ考えられますので、HP6-MX566下駄、PL-iP3、それらに付属していた2種類のファンを組み合わせて、動作実験してみました。
下駄ファン結果
HP6-MX566下駄HP6-MX566付属起動途中でフリーズ
HP6-MX566下駄PL-iP3付属起動途中でフリーズ
PL-iP3HP6-MX566付属ベンチ*1 完走
PL-iP3PL-iP3付属ベンチ*1 完走

*1: 3DMARK 2000およびFinalReality

やっぱ、HP6-MX566下駄の力不足が原因のようで・・・ということで、素直に下駄、ファンともにPL-iP3のものを使用し、PC-9821Ra40で常用することにしました。
(2002.3.17追記: HP6-MX677下駄であれば、Celeron766でも大丈夫のようです。どうやら、HP6-MX566/600下駄とHP6-MX677下駄とでは、コンデンサの容量に違いがあるもよう。情報元&Special Thanks to いーとんさん。)

説明書に従って組み立て、ジャンパースイッチの設定をしてください。
PC-9821Ra40に取り付けるとき、写真下のカバーが邪魔になったので、取り外しています。
PC-9821Ra40への取り付けは・・・今更説明するほどのことではないですね、省略(^^;

では、ベンチ結果など。(OS: Windows2000, GA: GA-S2K32/PCI)

3DMARK 2000

Celeron766
Platform:	Internal
3DMark Result:	875	3D marks
CPU Speed:	63	CPU 3D marks
Game 1 - Helicopter - Low Detail:	16.3	FPS
Game 1 - Helicopter - Medium Detail:	11.1	FPS
Game 1 - Helicopter - High Detail:	4.7	FPS
Game 2 - Adventure - Low Detail:	20.0	FPS
Game 2 - Adventure - Medium Detail:	12.7	FPS
Game 2 - Adventure - High Detail:	8.2	FPS
PentiumIII850@566
Platform:	Internal
3DMark Result:	918	3D marks
CPU Speed:	68	CPU 3D marks
Game 1 - Helicopter - Low Detail:	14.9	FPS
Game 1 - Helicopter - Medium Detail:	12.7	FPS
Game 1 - Helicopter - High Detail:	5.2	FPS
Game 2 - Adventure - Low Detail:	21.8	FPS
Game 2 - Adventure - Medium Detail:	13.4	FPS
Game 2 - Adventure - High Detail:	8.5	FPS
 
FinalReality

Celeron766
Benchmark results:
Radial blur,             5N,  32.01, rips,  4.428, Rmark
Chaos zoomer,            5N,  34.80, rips,  1.691, Rmark
25 Pixel,                5N,  87.16, kpps,  2.786, Rmark
Robots,                  5N,  40.83, rips, 10.578, Rmark
Fillrate,                5N,  31.93, MPps,  6.912, Rmark
City scene,              5N,  46.00, rips, 11.416, Rmark
Video card bus transfer, 5N,  74.68, MBps,  2.378, Rmark
Direct3D bus transfer,   5N,  11.66, MBps,  0.996, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
Visual appearance,           100.00, percent
-----------------------------------------------------------------------------
Overall 3D,                   3.426, Rmark
Overall 2D,                   3.060, Rmark
Overall bus rate,             1.963, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
OVERALL SCORE,                3.097, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
PentiumIII850@566
Benchmark results:
Radial blur,             5N,  24.64, rips,  3.408, Rmark
Chaos zoomer,            5N,  29.82, rips,  1.449, Rmark
25 Pixel,                5N, 176.69, kpps,  5.647, Rmark
Robots,                  5N,  36.32, rips,  9.408, Rmark
Fillrate,                5N,  24.39, MPps,  5.278, Rmark
City scene,              5N,  43.30, rips, 10.744, Rmark
Video card bus transfer, 5N,  64.79, MBps,  2.063, Rmark
Direct3D bus transfer,   5N,   8.64, MBps,  0.738, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
Visual appearance,           100.00, percent
-----------------------------------------------------------------------------
Overall 3D,                   3.359, Rmark
Overall 2D,                   2.429, Rmark
Overall bus rate,             1.666, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
OVERALL SCORE,                2.826, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
 
3DMARK 2000では若干結果が悪く、FinalRealityでは若干いい結果(^^;;;
う〜ん、判断に困ります。
(2001.3.4追記:PentiumIII850MHz + PL-iP3の組み合わせでも動作可(566MHz)です。というか、今使ってます。)

※注)2001年の後半からTualatinコアのPentiumIIIおよびCeleronが登場していますが、PowerLeapの「PL-iP3/T」というTualatinコア対応の下駄を使っても、Ra40では動作しないようです。なお、「PL-iP3/T」自体はCopprmineコアに対応してますからCopprmineコアであれば動作するようです。(2002.3.17追記)

→ PowereLeap PL-iP3設定表

▲ TOP

CPU (2001.8.5)

Mate-Rユーザー垂涎のFSB100MHzのPentiumIII 1.0GHzがでました。いやぁ、FSB100MHzのPentiumIIIは850MHzが最後だろうと言われていただけに・・・早速入手 (>_<)/

PL-iP3は1.75Vの設定がなかったので、下駄をメルコのHP6-MX566の下駄に取り替えてチャレンジ。で、起動はOK。とうぜん、FSBが66MHzなので、667MHz動作。
ですが、ちょうど内蔵IDEコネクタの前にある3本足のレギュレータ「EZ1084」が異様に熱い・・・3DMARK2000を走らせるとさわれなくなります(というか、3DMARK2000が完走できずに、途中で強制終了してしまうんですが・・・汗)

そこで、チップセット用のヒートシンクを取り付けてみたり(全然大きさが合ってないぞ)。
(2001.8.19追記:しかもレギュレータの裏側に付けるのが正解だったらしく・・・つまり、写真の例は逆側に取り付けているようで。 ぉ)

とりあえず、これのおかげかどうかわかりませんが、3DMARK2000は結果が出せるところ(GAME1, GAME2)まで走るようになりました。


では、ベンチ結果など。(OS: Windows2000, GA: Millennium G450/PCI)

3DMARK 2000

PentiumIII667MHz
Platform:	Internal
3DMark Result:	809	3D marks
CPU Speed:	51	CPU 3D marks
Game 1 - Helicopter - Low Detail:	16.3	FPS
Game 1 - Helicopter - Medium Detail:	10.5	FPS
Game 1 - Helicopter - High Detail:	3.6	FPS
Game 2 - Adventure - Low Detail:	19.3	FPS
Game 2 - Adventure - Medium Detail:	11.1	FPS
Game 2 - Adventure - High Detail:	6.6	FPS
 
PentiumIII566MHz
Platform:	Internal
3DMark Result:	783	3D marks
CPU Speed:	49	CPU 3D marks
Game 1 - Helicopter - Low Detail:	15.9	FPS
Game 1 - Helicopter - Medium Detail:	10.1	FPS
Game 1 - Helicopter - High Detail:	3.5	FPS
Game 2 - Adventure - Low Detail:	18.6	FPS
Game 2 - Adventure - Medium Detail:	10.7	FPS
Game 2 - Adventure - High Detail:	6.3	FPS
 
【FinalReality】

PentiumIII667MHz
Benchmark results:
Radial blur,             5N,  30.73, rips,  4.251, Rmark
Chaos zoomer,            5N,  35.24, rips,  1.713, Rmark
25 Pixel,                5N, 279.55, kpps,  8.934, Rmark
Robots,                  5N,  30.07, rips,  7.790, Rmark
Fillrate,                5N, 140.82, MPps, 30.480, Rmark
City scene,              5N,  30.75, rips,  7.631, Rmark
Video card bus transfer, 5N,  75.75, MBps,  2.412, Rmark
Direct3D bus transfer,   5N,  60.85, MBps,  5.201, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
Visual appearance,           100.00, percent
-----------------------------------------------------------------------------
Overall 3D,                   3.763, Rmark
Overall 2D,                   2.982, Rmark
Overall bus rate,             3.248, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
OVERALL SCORE,                3.452, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
 
PentiumIII566MHz
Benchmark results:
Radial blur,             5N,  32.12, rips,  4.443, Rmark
Chaos zoomer,            5N,  37.56, rips,  1.825, Rmark
25 Pixel,                5N, 267.59, kpps,  8.552, Rmark
Robots,                  5N,  30.79, rips,  7.977, Rmark
Fillrate,                5N, 150.18, MPps, 32.507, Rmark
City scene,              5N,  32.52, rips,  8.070, Rmark
Video card bus transfer, 5N,  65.47, MBps,  2.084, Rmark
Direct3D bus transfer,   5N,  66.45, MBps,  5.679, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
Visual appearance,           100.00, percent
-----------------------------------------------------------------------------
Overall 3D,                   3.840, Rmark
Overall 2D,                   3.134, Rmark
Overall bus rate,             3.163, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
OVERALL SCORE,                3.526, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
 
ん〜、3DMARK2000は若干あがりましたが、FinalRealityは・・・
体感でもほとんど差はわかりません。やっぱ850MHz(566MHz動作)で頭打ちなんですかねぇ?

※注)2001年の後半からTualatinコアのPentiumIIIおよびCeleronが登場していますが、PowerLeapの「PL-iP3/T」というTualatinコア対応の下駄を使っても、Ra40では動作しないようです。なお、「PL-iP3/T」自体はCopprmineコアに対応してますからCopprmineコアであれば動作するようです。(2002.3.17追記)

CPU (2001.9.2)

いやぁ、なんとなくPentiumIII (cD0) ESを入手(かなりの犠牲を払ってしまいましたが)。倍率設定が12倍まで可能なので、FSB66MHzなPC-9821Raでも800MHz(66×12)が可能になるはず。

「QEJ1ES」と書かれたES品。FSBや定格の動作周波数はもちろん、PentiumIIIであることすら書かれていませんが、一応CoppermineコアのPentiumIIIに間違いないです。
ちなみに、コア部分はFC-FGA2となっています(グリスべったりなのはご愛敬 ぉ)。


←リア側(PCIスロット)  フロント側→
倍率の設定は、PC-9821Ra40のマザーボード側で行います。Slot1とPCIスロットとのちょうど中間に倍率設定のジャンパスイッチ(4つ並んだ方)があります。
標準では6倍となっています(66×6=400MHz)。

6倍設定 ■:■■

で、まずは、倍率設定を8.5倍(66×8.5=566MHz)にして動作確認・・・・

・・・・無事起動 (>_<)/

8.5倍設定 :■■■

次に、倍率設定を12倍(66×12=800MHz)にしてスイッチオン・・・・

・・・・無事動作 (>_<)/

12倍設定 :■:■


ということで、お約束のベンチ結果など。(OS: Windows2000, GA: Millennium G450/PCI)

PentiumIII800MHz

3DMARK 2000

Platform:	Internal
3DMark Result:	817	3D marks
CPU Speed:	52	CPU 3D marks
Game 1 - Helicopter - Low Detail:	16.5	FPS
Game 1 - Helicopter - Medium Detail:	10.4	FPS
Game 1 - Helicopter - High Detail:	3.7	FPS
Game 2 - Adventure - Low Detail:	19.5	FPS
Game 2 - Adventure - Medium Detail:	11.2	FPS
Game 2 - Adventure - High Detail:	6.8	FPS
 
【FinalReality】

Radial blur,             5N,  34.12, rips,  4.719, Rmark
Chaos zoomer,            5N,  39.89, rips,  1.938, Rmark
25 Pixel,                5N, 301.29, kpps,  9.629, Rmark
Robots,                  5N,  33.25, rips,  8.614, Rmark
Fillrate,                5N, 152.25, MPps, 32.955, Rmark
City scene,              5N,  33.73, rips,  8.370, Rmark
Video card bus transfer, 5N,  83.43, MBps,  2.656, Rmark
Direct3D bus transfer,   5N,  67.68, MBps,  5.784, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
Visual appearance,           100.00, percent
-----------------------------------------------------------------------------
Overall 3D,                   3.934, Rmark
Overall 2D,                   3.329, Rmark
Overall bus rate,             3.595, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
OVERALL SCORE,                3.702, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
 
ん〜1.0GHz(667MHz動作)に比べ若干よいかな・・・・(汗
やっぱ、850MHz(566MHz動作)を超えても、あまり劇的な性能向上はみられない・・・コストパフォーマンスを考えると850MHz(566MHz動作)がちょうどいいのかも。

※注)2001年の後半からTualatinコアのPentiumIIIおよびCeleronが登場していますが、PowerLeapの「PL-iP3/T」というTualatinコア対応の下駄を使っても、Ra40では動作しないようです。なお、「PL-iP3/T」自体はCopprmineコアに対応してますからCopprmineコアであれば動作するようです。(2002.3.17追記)
 
▲ TOP

CPU (2003.5.4)

3本足のレギュレータ「EZ1084」にチップセット用のヒートシンクを取り付けていたのですが・・・内部を掃除中にとれてしまいました・・・ (ぉ
とれた状態で3DMARK2000を走らせると・・・さわれないくらい異常に高温になり、3DMARK2000は途中で強制終了 (前回と同じ
ということで、ヒートシンクの付け替え作業〜
大は小をかねるといっても、前回のは大きすぎたので・・・今回はメモリチップ用のヒートシンクを採用〜(接着は付属の接着シートで)

でも、この大きさでは少し頼りないので・・・

別の目的で購入していて、放置されていたチップ用の小型ファンをヒートシンクに貼り付けてみたり。
このファン、正面から吸引した空気を、四方の周縁のうち、一方のみから排気するようになっているので、排気口を「EZ1084」に向けて貼り付け。
「EZ1084」の上方から空気が吹き付ける形になりました。

3DMARK2000は完走できるようになりました・・・
 
▲ TOP

HDD (2000.8.7)

さて、HDDの増設ですが・・・それらしいスペースがないような。
カタログには、専用固定ディスクドライブベイ[空き]有りになっているのだが・・・しかたないので、増設フロッピィディスクドライブベイに無理矢理取り付けることに。

(旧)FUJITSU MPC3064AT
Capacity: 6.48GB
Speed: 5400rpm
Interface: Ultra-ATA/33
Seek time: 10/11ms(R/W)

(新)IBM DPTA-372050 (Deskstar 34GXP)
Capacity: 20.5GB
Speed: 7200rpm
Interface: Ultra-ATA/66
Seek time: 9.0ms

ですが、当然、大きさが合わないので、適当な金具を発掘し、強引にHDD(DPTA-372050)の両サイドに取り付け。
(なお、この金具は、HDD用の金具ですが、本来このような目的で、しかもこのような取り付け方をされるような金具ではありませんので、ご承知おきください。)

これで、HDD両サイドの隙間がなくなって、増設フロッピィディスクドライブベイに装着完了(少しガタついている・・・そのうちやばくなるかも)。何事も創意工夫。

ちなみに、I/FはUIDE-98を使用(写真の左上、フラットケーブルに埋もれています)。


こんどはUIDE-66とIBMのDTLA・・・・お金と暇があれば。

HDD (2000.9.16)

さて、アイ・オー・データのUltra ATA/66インターフェイスボード UIDE-66と、IBMのDTLA-307030を手に入れましたので、早速、交換してみました。
は、速い・・・ここまで違うものなのか(^^;;

IBM DTLA-307030 (Deskstar 75GXP)
Capacity: 30GB
Speed: 7200rpm
Interface: Ultra-ATA/100
Seek time: 8.5ms

ベンチの結果:(CPU: PentiumIII850@566MHz)

【交換前:UIDE-98&DPTA-372050】
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   PC-9821Ra40
Processor  Pentium II 565.9MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step 3] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    GA-SV432/PCI 
Memory     162,364Kbyte
OS         Windows NT 5.0 (Build: 2195)  
Date       2000/ 8/11  18:11

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701
  IBM     DPTA-372050     P76O
  FUJITSU MPC3064AT       6018

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
24449 51367 41266 41569  6913 24553   200  29 13473 16253 43285  C:10MB
※注意:UIDE-98はWindows2000に未対応(2000.9.16現在)なので、正常に認識されていません。そのためかどうかわかりませんが、数値もかなり低めになっています。


【交換後:UIDE-66&DTLA-307030】
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   PC-9821Ra40
Processor  Pentium II 565.9MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step 3] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    GA-SV432/PCI 
Memory     162,364Kbyte
OS         Windows NT 5.0 (Build: 2195)  
Date       2000/ 9/15  16:50

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701

I-O DATA UIDE-66 PCI IDE Controller
  IBM     DTLA-307030     TX4O
  FUJITSU MPC3064AT       6018

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
29433 51383 41266 41693  6835 23391   193  29 36571 34132 43212  E:10MB
 

【おまけ(^-^):GA-VDB16/PCI を使うと・・・】
★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   PC-9821Ra40
Processor  Pentium II 565.9MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step 3] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    GA-VDB16 
Memory     162,364Kbyte
OS         Windows NT 5.0 (Build: 2195)  
Date       2000/ 9/15  18: 0

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701

I-O DATA UIDE-66 PCI IDE Controller
  IBM     DTLA-307030     TX4O
  FUJITSU MPC3064AT       6018

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
35713 51360 41263 55017 11895 57453   457  59 34132 34132 43250  E:10MB

HDD (2001.7.29)

アイ・オー・データから「SC/FD-PCI」というSCSIとFDのインターフェースが混在したボードが出ていました(過去形)。この度、バルクの状態(取説、ドライバなし)で新品状態のものを入手しました(\1580)。

SCSI部はPCIバス用SCSI-2対応インターフェースボード「SC-PCI」と同じらしく、ドライバはSC-PCIと同じものを使用できるようです(アイ・オーデータのサイトから入手可)。BIOSの書き換えもできるとの噂も(ドライバ、BIOSについては未確認)。
FD部はアイ・オーデータのサイトにもドライバがありませんので、あきらめるしかなさそうです。

さて、このボードをPC-9821Ra40にさくっと挿しますと、とりあえずWindows2000では「Symbios Logic 815X」のドライバが自動的に組み込まれて、外付けSCSI HDDを使用することができました。が、BIOSが無効になっているようで、起動ディスクとしては不可。

そこで、JP1のジャンパをショートさせて再度挑戦。

メモリカウント後、SCSI IDのチェック画面が現れ、外付けHDDからMS-DOS6.2の起動に成功。

ということで、このSC/FD-PCI、JP1をショートさせれば、「SC-PCI」同等品として使えるようです。
 
▲ TOP

HDD (2001.8.12)

IBMのDTLAが「ヒィーーーー」と音を立て始めちゃって・・・特に、性能等には問題なさそうなんですが、うるさいので静かなことで評判の富士通のHDDと取り替えることに。

FUJITSU MPG3307AT
Capacity: 30.7GB
Speed: 5400rpm
Interface: Ultra-ATA/100
Seek time: 9.5ms

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種   PC-9821Ra40
Processor  Pentium II 665.8MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step A] 
解像度     1152x864 1677万色(32Bit)  
Display    NEC Trident Microsystems 
Memory     391,740Kbyte
OS         Windows NT 5.0 (Build: 2195) Service Pack 1 
Date       2001/ 8/12  15:22

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701

I-O DATA UIDE-66 PCI IDE Controller
  FUJITSU MPG3307AT       2104

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
 4391     0     0     0     0     0     0   0 16515 18618     0  E:10MB
 
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name      
Processor   Pentium III 665.82MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]  
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   内蔵アクセラレータ(Trident Microsystems社製TGUI968x,Cyber938x)  
Resolution  1152x864 (32Bit color)  
Memory      391,740 KByte  
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 1  
Date        2001/08/12  15:24  

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701

I-O DATA UIDE-66 PCI IDE Controller
  FUJITSU MPG3307AT       2104

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
  6089        0       0        0       0        0           0

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
        0      0       0       0   17209   17355    1968  E:\20MB

HDD (2002.2.24)

玄人志向のマルチインターフェースボード「CHANPON3」(Ultra2SCSI+USB2.0+Sound)を、なんとなく入手(>_<)/

SCSIコントローラ: Initio社製INIC-1060P
データ転送速度: 最大80MB/sec
コネクタ形状:
外付用:D-subハーフピッチ50ピン(Ultra SCSI)
内蔵用:フラットタイプ50ピン(Ultra SCSI)、LVD/SE両対応D-subハーフピッチ68pin(Ultra2WideSCSI)

USBインターフェイス: USB規格 Revison2.0EHCI
コントローラ: NEC社製uPD720100
伝送速度:
USB2.0:480Mbps
USB1.1:12Mbps / 1.5Mbps
コネクタ形状: 外部:2ポート、内部:1ポート

Soundコントローラ: C-Media社製CMI8738-6CH
入出力(サブブラケット): 6chアナログ出力×1系統
ステレオ入力×1系統
S/PDIF光入出力×各1系統

さて、Ultra2SCSI しか興味がないのですが(ぉぃ)、取り付けてみますか・・・と思いきや、PC-98用のBIOSは別途、入手する必要有り。2002.2.24現在、OVERTOP2ダウンロードコーナーから有志の方作成のBIOSをダウンロード可です。(なお、本BIOSに関するご質問等に関しましては、有志のユーザー/OVERTOP/玄人志向では一切行っていませんので、CHANPON3をPC-98で使用する際には、完全に自己責任でお願いします。無論、私やPC-98系情報サイトにも質問はしないように。)

以下、BIOSの書き換えについて、私のケースをご報告。(くどいようですが、決して動作を保証するものではありません・・・)

・まず、書き換え用の起動ディスクを作成。と、いってもMS-DOSの起動ディスクに、ダウンロードしたファイルを解凍した中身をコピーし、「readme.txt」ファイルの名前を「autoexec.bat」に変更するだけ。
 #readme.txtの中身はBIOS書き換えの命令「loada100 1060_98.bin /F」です。
 #私は、MS-DOS6.2の起動ディスクを用意しましたが・・・Windows9xの起動ディスクを使えるかどうかは未確認
・FDDに起動ディスクを入れた状態でPCの電源を入れ、DOSを起動(念のため、他のPCIボードは外しておいた方がいいかも)。autoexec.batの内容を自動的に実行してくれますので、以下のような表示が出ると思います。
  INI-A100U2W BIOS loader Ver.・・・(略)
  The BIOS 1060_98.bin is for UNKNOWN device;Ver:0
  Press Any KEY to continue or press ESC to quit
・ここで、BIOSの書き換えを中断する場合は、ESCキーを、続ける場合は、その他のキー(何でもOK)を押します。ESCキー以外を押した場合は、以下のような表示が出るかと思います。
  Warning -- You are upgrading to the wrong BIOS type. Are you sure (Y/N)?
・不正なBIOSですか・・・PC-98用だからそうかも(ぉぃ)。ここは、覚悟を決めてYキーを押します。すると「瞬時」に、以下のような表示が出ます。
  Write successfully
・FDDからディスクを抜いて、再起動。メモリーカウント後に以下の表示が出ればBIOS書き換え成功です。
  9821BIOS For INIC-1060P

さて、IDEの30GB HDDに入っているシステム(Windows2000)を、SCSIのHDDに移す(丸ごとコピー)のですが、この顛末は次回にでも・・・

(2002.3.2追記、2002.4.14一部修正)
SCSIのHDDとして以下のものを用意。

Fujitsu MAM3184MP (Allegro AL7LX)
Capacity: 18.4GB
Speed: 15000rpm
Seek time: 3.5/4.0msec (read/write)

できれば36GBがほしかったのですが・・・高いです、ハイ。
(注:CHANPON3では32GBが上限かもしれず・・・確認中 汗)

さて、システムディスクのOSがWindows2000の場合、単に旧HDDの内容を新HDDにコピーしても、新HDDは起動用HDDとして使えません。そのあたりは、どるこむ常連のまりもさんのサイトを参照してください。私の場合、基本的に、まりもさんの情報を参考にして起動用HDDの丸ごとコピーに成功しています。
ただし、まりもさん謹製の丸ごとコピーツール「DRVCPY」は、ほぼ同じ容量のHDD間でのコピーは問題ないのですが、容量が旧HDD>新HDDの場合は、まず使えません。私の場合、旧HDDが30GBのIDE(UIDE-66接続)、新HDDが18GBのSCSI・・・試しに「DRVCPY」を使ってみましたが、ダメでした。ということで、今回は、丸ごとコピーツールをVector経由で入手し、このツールを使って丸ごとコピー。一応、念のためブートセクタだけをDRVCPY( /B のオプションをつけて)でコピーしました (汗
 #このコピー方法を試す場合は、使用するコピーツールの取扱説明を熟読した上で行ってください。私(Azo)は、質問等一切受け付けることはできませんし、データが消えても何の補償もできません。
 #実際、新HDDに丸ごとコピーした直後は、「システムディスクがないぞ」って怒られたりしましたし・・・ケーブルの接続をチェックしたり、何度か再起動して、やっと安定して起動できるようになりましたが。

(2002.3.10追記)
では、お約束のHDBENCHの結果でも。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種   PC-9821Ra40
Processor  Pentium II 799.0MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step A] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    NEC Trident Microsystems 
Memory     391,740Kbyte
OS         Windows NT 5.0 (Build: 2195) Service Pack 2 
Date       2002/ 2/24  16:23

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701

I-O DATA UIDE-66 PCI IDE Controller
  FUJITSU MPG3307AT       2104
  FUJITSU MPC3064AT       6018

Initio INI-A100U2W PCI SCSI Controller
  FUJITSU MAM3184MP       0103

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
12832     0     0     0     0     0     0   0 53894 48761     0  C:10MB
 
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name    PC-9821Ra40  
Processor   Pentium III 798.99MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]  
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   内蔵アクセラレータ(Trident Microsystems社製TGUI968x,Cyber938x)  
Resolution  1024x768 (16Bit color)  
Memory      391,740 KByte  
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 2  
Date        2002/02/24  16:24  

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  SONY CD-ROM CDU701

I-O DATA UIDE-66 PCI IDE Controller
  FUJITSU MPG3307AT       2104
  FUJITSU MPC3064AT       6018

Initio INI-A100U2W PCI SCSI Controller
  FUJITSU MAM3184MP       0103

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 17226        0       0        0       0        0           0

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
        0      0       0       0   52512   44521    6323  C:\20MB

(2003.8.6追記)
<Windows2000再インストール>
ちょいとWindows2000を入れ直してみた・・・が、セットアップディスク4枚目を読み込み終わるところでブルー画面 (ぁぅ
どうやら、CHANPON3のSCSI部がネックになってる模様。CHANPON3に接続されたHDDにWindows2000をインストールする場合は、別途ドライバ入りFDを用意する必要ありということで。(ドライバの導入は、セットアップディスク1枚目を読み始めた頃に「F6」キーを押して、3枚目手前で「S」キーを押してドライバ入ったFDを挿入、の手順で)。

で、Windows2000インストール後、SP4を当てたところ・・・HDDの読み込みがめちゃくちゃ遅い (気絶
 #遅いっていうか、起動途中で止まってるように見えるな、これは。
SP3以降、CHANPON3のSCSI部には、SP3以降に対応したドライバが必要のようで。
 > http://www.initio.com/support/index-download.htm
別のPCでInitioからA100U2W用のドライバをダウンロード、セーフモードで立ち上げ(数十分かかったような 汁)、ドライバを更新。

教訓。Windows2000を再インストールするときは、最新のドライバをFDで用意しておきましょう。
 #え、基本ですか・・・すいません (ぉ
 
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GA (最新記事 2003.7.6)

別ページにまとめました
  こちらにどうぞ
 
▲ TOP

MEMORY

PC-9821Ra40のメモリは標準で32MB (汁
EDO SIMMのECCあり。基板にはG8WZKの文字が。

当然、増設メモリも本体の購入時に購入。
メルコのEMH-E128Mです〜

とりあえず、160MB。
 
▲ TOP

MEMORY (2001.7.15)

バーテックスメモリー (VERTEX MEMORY)さんから、「VES-128MB-ECC*2」(72Pin 128MB EDO SIMM (50ns) ECC ×2 (=256MB))という、PC-98ユーザー゙にとって鼻血が出るほどありがたいメモリが売り出されてましたので、早速購入(>_<)/
 #バーテックスメモリさんはもともとMac用のメモリを扱っているところのようです。

ECCなしのメモリにバーテックスメモリさんの方で手を加えてECCありにしたものです。ハンドメイドにしては仕上がりは、結構いいです。


PC-9821Ra40に取り付け、早速動作確認・・・・ちゃんと動作! さすがに384MB(=256+128)(実際には391MBまでカウントが進む。なぜだろう)の場合は、起動後のメモリチェックに時間がかかります (汗

MEMORY (2003.5.4)

バーテックスメモリー (VERTEX MEMORY)さんから2年前に購入した、「VES-128MB-ECC*2」の調子が悪くなった模様・・・以下のエラー(青画面)を頻繁に吐いてWindows2000が落ちてしまいます (ぉ

*** Hardware Malfunction ***
Call your hardware vendor for surpport
NMI: Parity Check/Memory Parity Error
*** The system has halted ***

バーテックスメモリーさんに問い合わせたところ、故障っぽいので送ってほしいとのこと。修理が可能なら修理し、無理ならば交換してくれるみたいです。3年間保証があってよかった・・・バーテックスメモリーさん、お手数かけます〜 (>_<)/

ということで、メモリ環境は購入時の160MB(純正32MB+メルコEMH-E128M)に (ToT)

(2003.5.10追記)
修理に出していたメモリーが戻ってきました。DRAMチップの不良だったようで、不良チップをはり替えたようです。一応、問題なく使えている模様 (ぉ

 
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MEMORY (2003.8.24)

バーテックスメモリー (VERTEX MEMORY)の「VES-128MB-ECC*2」・・・やはり、週に1、2回、メモリエラーで落ちる・・・
症状は、上の"NMI: Parity Check/Memory Parity Error"って青画面、またはDOS画面+市松模様で"MEMORY ERROR"って表示、です。

で、このままではイカンということで、試しにバーテックスメモリーさんの最新版「VES-EC128M*2」を購入・・・


PC-9821Ra40に取り付け、早速動作確認・・・・
瞬時に"NMI: Parity Check/Memory Parity Error"の青画面でWindows2000墜落・・・

その後、「VES-128MB-ECC*2」、「VES-EC128M*2」についてバーテックスメモリーさんと色々とやりとりしましたが、最終結論としては相性問題ということで、返金となりました。

うぅ・・・残念です。そして、バーテックスメモリーさん大変申し訳ない m(_ _)m

で、最近、どるこむの98マニアックス掲示板、スレッド[21710]で話題がでたのですが、128MBのメモリは相性問題がシビアなようです・・・バーテックスメモリーさんのものに限らず。

ということで、メモリ環境は購入時の160MB(純正32MB+メルコEMH-E128M)に落ち着きました。

TROUBLE (2004.4.18)

最近暖かくなってきて(っていうか夏日)・・・原因不明のエラー続出で、アプリケーション、OS、そしてPC本体落ちまくり! 起動中にもよくエラーがでるし (ToT)
Windows2000を再インストールしてもだめっぽい・・・

ファイルが壊れている、ってエラーがでることがあるので、HDDからの読み込みでデータが化けてるのかな・・・?まぁ、CHANPON3が一番怪しいんですが (ぉ
 #どるこむでも、CHANPON3不具合の報告がちらほら・・・寿命かな (ぉぃ
CPUにPentiumIII 800MHz使っているので、高負荷による各種電子部品のへたりも考えられるが・・・とにかく、CHANPON3をUIED-66に換えて、原因を探らなければ。

といっても、最近PCいぢってる暇がないので、しばらく休眠だな、PC-9821Ra40。
1998年頃に新品で購入した記憶があるので、5,6年ですか。UD参戦で24時間体制になってちょうど3年目・・・かなり無理のある補強をやってたわりには、結構がんばってくれたのかな。なにはともあれ、ごくろうさま、ゆっくりおやすみ (ナニ

(2004.5.1追記)
とりあえず、CHANPON3とFUJITSU MAM3184MPを取り外し、UIDE-66とFUJITSU MPG3307ATに換えてみる。そして、Windows2000をインストールし、1週間連続運転で様子を見てみる・・・
あ〜、特に不具合はなく、すこぶる順調〜

やっぱり、CHANPON3か、FUJITSU MAM3184MPのどちらかに問題が生じていたようで。でも、どっちだろ・・・確かめる暇がないけど (ぉ
 
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TROUBLE II (2004.7.10)

FUJITSU MPG3307AT・・・噂通りのHDDでした。
書き込み遅延エラーに続き、起動不安定、そして、起動すらできなくなりました (爆
 #参考サイト > http://shattered04.myftp.org/pc_24.html

仕方なく、新しいIDE HDDを買いに秋葉原へ・・・30GBがなく、20GBで我慢することに。

Seagate
U Series X 20
Model Number: ST320014A
Capacity: 20 GB
Speed: 5400 rpm
Seek time: 12.7 ms avg
Interface: Ultra ATA/100



(参考資料)
http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=203816&FORM=biztechnews
『LSIパッケージ内でピン間短絡事故が多発、一部訴訟へ』

 パッケージ封止材に起因すると見られる不良が多発、複数のLSIメーカーやセット・メーカーに影響を及ぼしている。このパッケージを使ったLSIを搭載したハード・ディスク・ドライブ(HDD)やLSIテスターなどで使用開始から半年〜1年後にパッケージ内のピン間短絡で故障し、各社はその対応に追われた。
 今回の問題は2000年夏ごろから起き始め、2001年には複数のLSIメーカーやセット・メーカーで製品のトラブルが多発するようになった。その後、 LSIメーカーやセット・メーカーが原因の究明を進める一方、2002年5月には米CALCE Consortiumと米University of Marylandが、この問題に関する報告をホームページに掲載した(http://www.calce.umd.edu/whats_new/2002/phosphorus.htm)。
 現在、トラブルに巻き込まれたLSIメーカーやセット・メーカーが、問題の封止材の製造元である住友ベークライトと交渉中である。住友ベークライト側もユーザーと話し合いを進めている事実を認めている。


(米CALCE Consortiumと米University of Marylandの一部翻訳)
 多くの企業が内部の短絡によるコンポーネントの不良を経験している。原因は配線を架橋するリン化合物粒子の存在である。リン化合物は難燃剤として臭素化合物の代替品として使われている。現在のところ、リン化合物粒子の問題は特定の封止材メーカーに遡るようだ。現在までの情報は、この封止材メーカーが封止材の原料をふるいにかける際、標準サイズのメッシュを使っていたことを示唆している。そのサイズは、臭素化合物では機能していたが、吸湿しやすいリン化合物には適切ではなかったようだ。この問題は封止材メーカーを発端としているので、この不良は多くの部品メーカーで、異なる部分番号および日付コードにわたって存在しているようだ。この封止材メーカーは、リン化合物に代わる新しい難燃剤を導入している。いまだに難燃剤としてリン化合物を使っている封止材については、この封止材メーカーはより小さいメッシュサイズに移行している。

わかりやすく書くと・・・

LSIの封止材の難燃剤を臭素化合物からリン化合物にかえました。ふるいは同じモノを使ったので粒子径は同じでした。ところが、リン化合物は臭素化合物よりも吸水しやすかったため、膨張して配線の間隔よりも大きくなっちゃって、ショートしちゃいました。臭素化合物では問題なかったのにねぇ。

・・・・だそうです。  
 
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TROUBLE III (2005.4.23)

最近、PCが完全フリーズすることが多くなった・・・どうもHDDにアクセスにいくときに落ちてるっぽい・・・ orz
はやくも、UIDE-66+Seagate ST320014Aに暗雲が・・・

Seagate ST320014Aが怪しいのだが、他に適当なIDEのHDDがない。
ということで、1年前調子が悪くなり、お蔵入りしていたCHANPON3+FUJITSU MAM3184MPの検証を行うことに。
・・・結果、やっぱ1年前と同じ症状 orz
 #外部ターミネータ取り付けると少し安定したけど、時間がたつとやはりエラー。
 #SCSIケーブルを換えてもだめ。

まぁ、CHANPON3が一番ダウトなんで、H/AをPC-9821V13/M7で使用中のSC-UPCIに交換。
・・・結果、無問題。CHANPON3の死亡確定。
 #もう一枚H/A探さなきゃ・・・
 #できれば、INIC-1060P搭載のヤツ (ぉ

(2005.4.30追記)
INIC-1060P搭載H/Aは入手難ゆえ、まずは、つなぎのH/AとしてSC-UPCI-3(無論、中古)を入手。
上がPC-9821V13/M7のSC-UPCI(無印)、下が購入したSC-UPCI-3


(2005.5.21追記)
JIVEさんのご厚意により、initio INIC-1060P搭載のSCSI H/Aをお裾分けしてもらいました。
JIVEさん、感謝(>_<)/
IWill SIDE-2935LVDです。

BIOSは、PC-98でも起動可能なIOI-A100U2WのBIOSに書き換え済み・・・


★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name    PC-9821Ra40  
Processor   Pentium III 798.97MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]  
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   内蔵アクセラレータ(Trident Microsystems社製TGUI968x,Cyber938x)  
Resolution  1024x768 (16Bit color)  
Memory      162,364 KByte  
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195)   
Date        2005/05/15  12:34  

NEC PC-9800 IDE/ATAPI コントローラ
  FUJITSU MPC3064AT
  SONY CD-ROM CDU701

Initio INI-A10XU2W PCI SCSI Controller
  FUJITSU MAM3184MP       0103

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 17872        0       0        0       0        0           0

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
        0      0       0       0   52512   44521   10198  D:\20MB

TROUBLE IV (2006.11.19)

FUJITSU MAM3184MP・・・発熱がすごく、当初よりあまり評判のよいHDDではありませんでしたが・・・
やはり、うちでも、ある日突然不良クラスタでまくりで、ありゃりゃ、な状態に。

ということで、FUJITSU MAN3184MPに載せ替え。

FUJITSU MAN3184MP

Capacity: 18GB
Spindle Speed: 10,000RPM
Interface Type: SCSI 68pin / HD68 Female
Disk Size: 3.5"x1.0" (Low Profile Hard Drive)
Sustained Throughput (MBps):
Average Seek Time (read/write ms): 4.5 / 5.0
Electrical Interface Speed: SCSI LVD U160 - 160MBps 16-bit
On-Board Cache: 8MB
 
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